パワーストーンの歴史

現代でも息の長いパワーストーンのブーム。

 

昔は一部の聖職者や権力者の特権でした。しかし今は誰でも気軽に身につけています。

 

 

日本でも海外でもこんなに身につける人が多いパワーストーンとは、

一体いつごろ発祥したのでしょうか。

 

実はパワーストーンの歴史はとてもとても古いのです。
それは人類最古の文明と言われるメソポタミア文明にまでさかのぼります。

 

紀元前3000年もの昔、シュメール人がティグリス・ユーフラテス川に人類史上初めて都市国家を創りました。それがメソポタミア文明の始まりです。

 

メソポタミア文明の古代都市ウルでは、日干し煉瓦を積み上げた家が整然と立ち並び、市街地は8mもある高い城壁で囲まれていたといわれています。
中心部には一般市民は立ち入る事の出来ない聖域があり、そこには巨大な神殿が建立され、位の高い王族や神官、巫女が住んでいたそうです。

 

神殿では事あるごとに収穫物や財宝を捧げ、国の繁栄と豊穣を祈っていたわけですが、その場所からラピスラズリやカーネリアン、金などで作られたネックレスやブレスレットが発掘されています。

 

昔はラピスラズリやカーネリアンは金と同様に大変高価な石でしたから、ブレスレットやネックレスと言った装飾品が庶民に広まったのはまだまだ先の事でしょう。

 

ラピスラズリとカーネリアンの画像

 

しかしジュエリーの歴史はキリスト誕生よりも古いと言われています。

 

世界で最初の職業は売春だと言われていますが、売春の報酬は装飾品だったとの史実もあります。

 

女性に贈るプレゼントとして、食べ物よりも宝飾品を選択する動物は人間だけでしょう。

 

人と石には、古代から切っても切れない強い絆があるようです。
食べる事も、体を外敵から守る事も出来ない小さな石を、こんなに大事にして、時には争いの火種にしてしまうのは人間だけです。

 

そして石の不思議な魅力は昔も今も変わりません。

 

人間の心をとらえて離さないパワーストーン。
その歴史は人類誕生とほぼ同じである、といっても過言では無いかも知れません。